11月
20
チュートリアル:臨床概念モデルとターミノロジー(ISO13606/openEHR、SNOME CT)
第37回医療情報学連合大会チュートリアル企画
イベントの説明
臨床概念モデルとターミノロジー(ISO13606/openEHR、SNOMED CT)
第37回医療情報学会チュートリアル企画です。参加のためには医療情報学連合大会への参加登録が必要です。
チュートリアルのみの参加の場合は医療情報学会への登録は不要と変更となりました。
日時
2017年11月20日15時から17時まで
会場
- 医療情報学連合大会H会場
- 大阪国際会議場(グランキューブ大阪)
企画概要
EHR(Electronic Health Records)を構築し、蓄積された情報を有効に活用していくために、意味論的相互運用性(semantic interoperability)を向上させていく必要がある。用語および概念モデルの標準化は意味論的相互運用性のために不可欠な要素であり国際的な開発が進められている。本邦においては、SS-MIXやMMLが標準として普及するに伴い、医療情報の連携が進められつつあるが、意味論的相互運用性を高めて行くには、ターミノロジーや概念モデルの整備も進めていく必要がある。 しかしながら、本邦においては臨床概念モデルの設計やSNOMED CTとその背景にあるオントロジーはまだなじみの少ない分野であり専門とする研究者や開発者はまだ少ない。そこで、このチュートリアルではターミノロジーや臨床概念モデルとは何か、それがどのような役割を果たしているのかについて概説する。 臨床情報モデルの設計の例として、ISO 13606/openEHR規格とに準拠した臨床情報モデルの設計とその利用について解説する。さらに、欧米を中心に普及が進みつつある基盤的ターミノロジーであるSNOMED CTとその背景にあるオントロジーモデルについて解説し、ゲノム医療への応用を紹介し、さらに日本における利用事例についても検討を行う。
発表予定者
- 小林慎治(京都大学EHR共同研究講座)
- Don Sweete(SNOMED International)
- 伊藤 龍史(株式会社エスイーシー)
資料 資料をもっと見る/編集する
資料が投稿されると、最新の3件が表示されます。